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東北被災地訪問レポート ~一日目~(2/5)

<一日目 5/18>
仙台~南三陸町、気仙沼

私にとって南三陸町・気仙沼は、以前ボランティアで訪れた地域。戻ってこれた喜びと、1年、2年が経ち、どの程度復興が進んでいるのか確かめたいという想いでいっぱいでした。
まず訪れたのは、『戸倉の水門』。海に近いのでその後もいくつかの水門を見ることになりました。大きく傾いた建物、いまだ地震の痛々しさを語るその場所は、今後も保存されランドマークとなりますと滝澤さん。

戸倉の水門

続いて、南三陸町の港へ。ここは2年前私が被災地として初めて足を踏み入れた場所でした。当時は、電車から振替輸送のバスで移動しました。まだ新しいガレキの山に囲まれポツンと一人降り立ち、どこが道か分かりにくく注意深く進んでいるとそこに家があったであろう痕跡、残っているけれど廃墟と化した建物が次々に目に飛び込んできました。これは大変なところへ来てしまった、怖い想いもありましたが、そこにいた人々のことを考え、現実をしっかり目に焼き付けることに専念しました。
その当時から比べると、大変復興が進んでいる印象でした。いまやランドマークになっている『防災対策庁舎』は変わりありませんでしたが、新しく出来ていた『さんさん商店街』がとても活気がありました。どの建物もプレパブではあるものの、地域の特産をそろえた食事処、お土産が目を引きました。どの店も多くの人で賑わっていました。
ずいぶんと整備が進んだ印象でしたが、これには原因があり、3月までであれば国の予算で解体が可能であったようです。やはり、期限を決めると動きが早まります。
低い土地では、かさ上げも検討されていました。津波の被害を受けるおそれのある場所では家を建てることも出来ません。土地を高くするには住民の合意が必要となりますが、様々な意見があるので進めるにも時間がかかりそうです。
人工的に作る防潮堤も自然災害の力には無力に思えました。
地域の人たちが再び働ける環境を作るためには?予算は国が?市町村が?ゼロ、いえ水産だとマイナスからのスタートだといいます。とにかく早急の復興が必要のようです。

防災対策庁舎


南三陸さんさん商店街


元々はJRの駅があった場所、今はバス停に。


商店街の中は、ご当地グルメやお土産がいっぱい。沢山の人で賑わっていました。

初日のマッサージは気仙沼復興協会で行いました。多くのボランティアを受け入れている協会でしたがそこのスタッフの方々への施術を行いました。支援といえば、仮設の人々へと想像していましたが、ヒール・ザ・ワールドさんでは、多くの被災者の方のために、復興のためにと日々奔走するスタッフの皆さんの疲れを癒し、元気になってもらい、それが地域全体に繋がっていくことを想定されていたようです。一見元気に見えるその人たちは、自分のことは後回し、たとえどんなに疲れを溜めていても周りには決して見せない印象でした。
これまで癒しフェアで行ったのと同じ、一人15分の施術をしていきました。マッサージは当たり前ですが一対一で行います。しかし、今回は6人のセラピストがいましたので、一度に多くの人へ施術を行うことが出来ました。
皆さんお忙しい方々ですが、幸いお待たせすることもなく、マッサージを行うと皆さん自然と笑顔になり、元気に仕事に戻っていきました。その姿を見る事で私たちもますます元気になりました。

マッサージ風景

マッサージを終えた夕刻、陸中海岸国立公園の最南端、岩井崎に向かいました。そこには、第9代横綱、秀ノ山雷五郎の銅像が立っていました。大津波にも耐え、堂々と立つその姿に目を奪われました。地元の方々に希望をもたらす存在に見えました。その隣には、なんと龍の形をした被災松。一見何が龍なのか分かりませんでしたが、ちょうどサンセットになった時、海を望むように影になったその姿は龍そのものでした。大変神秘的な瞬間でした。


頼もしい横綱の後ろ姿

相撲を意識してみたけど、ちょっと違うなあ。


被災松。これが…

夕日を浴びてこんな感じに♪ベストショット♡

夜は、名産を食べましょうということで、珍味、モウカのホシ(なんとサメの心臓!)を頂きました。


大変新鮮で、思ったよりも食べやすかったです。昨年気仙沼に行った時も感じましたが、ここでしか手に入らないような新鮮な魚介類がいただけるのが最大の魅力です。
商店街には様々なお店があり、外でライブをして盛り上がっている場所もありました。
プレハブで簡単な作りではありますが、なんというか、親しみのある感じで、今の日本が忘れてしまったものを思い起こさせる温かい雰囲気に包まれていました。
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